本屋でもTOEIC用の単語帳があふれていて、どれが良いのか選ぶのが大変です。
周りにおすすめされても、自分の好みでなかったり、レベルに合っていなければ、効果は出にくいです。
また、中学・高校レベルの基礎単語を知らなければ、どれだけTOEIC単語を暗記しても、スコアは伸びません。
この記事では、TOEIC900点を取得しているエイスキ(@eisuki19)が、学生時代から振り返って、どんな単語帳を使ってきたか紹介してみます。
中学時代(高校受験)には単語帳は使ってない
まず、私が中学生の時には、高校受験を含めて単語帳の暗記はしたことがありません。
日々の英語の授業に取り組んでいれば、単語暗記が必要なかった。
定期テスト前に復習することで定着させたことで、高校受験含めて英語のテストで苦労したことはありませんでした。
まず、中学英語の単語に抜けや漏れがなかったことで、以降の英語学習がしやすくなったことは間違いありません。
中学時代に英語をサボってしまったのであれば、基礎単語からやり直した方が結果的に近道でしょう。
スタディサプリ(後で紹介します)でも有名な関先生が著者のこの本がおすすめ。
大学受験編
大学受験のために、高校で使った英単語帳は「ターゲット1900」です。
ターゲット1900
大学受験では定番の単語帳の一つですね。
高校で模試を受けて、人生で初めて英語で挫折を経験しました。
その時に、先生におすすめされたのがターゲット1900です。
1つの単語に1つの例文とシンプルな構成で、極めてオーソドックスなスタイルです。
丁寧に単語を暗記したおかげで、センター英語では9割を超えることができ、私立の英語(MARCH、関関同立クラス)でも戦うことができました。
大学在学中
大学在学中には、「Duo」もやりました。
講義で知らない単語に出会うことが多く、単語力に課題を感じたからです。
講義で使う素材(ニュース記事、洋書、海外の論文)では、Duoだけでは、太刀打ち出きませんが。
Duoは、最低限の例文に、これだけの単語を詰め込んでいる素晴らしい単語帳です。
ただ、高校時代に英語が得意だった方は、単語レベルも相応でしょうから、大人になってからDuoはやらなくて良いと思います。
TOEIC対策用の英単語帳から取り組んだ方がスコアアップの近道でしょう。
TOEIC対策
ようやくTOEIC対策の単語帳です。
中学高校で英語が得意だった方は、TOEIC対策の単語帳からスタートでOKです。
スピードマスター
私のTOEIC単語対策は、このスピードマスターが中心です。
初受験でTOEIC750点を取り、その後895点までスコアを伸ばせたのはこの単語帳のお陰です。
かなり分厚い単語帳ですので、万人におすすめできるものではありませんが、
・TOEICでハイスコアを目指したい
・一冊でTOEIC単語は終わらせたい
・TOEIC後まで見据えた単語対策をしたい
という方には、是非この一冊をやりこんで欲しいです。
スタディサプリTOEIC対策コース
最後は、TOEIC900点を獲得した際に使ったアプリです。
スタディサプリENGLISH TOEIC対策をおすすめする3つの理由【TOEIC900に貢献】
TOEIC対策全般ができるアプリで、その中に単語対策も入っている感じです。
スタディサプリの単語を覚えた後は、TOEIC本番で知らない単語に出会うことがなくなった。
最新のTOEICに傾向に合った、出題頻度の高いTOEIC単語を覚えるのには向いています。
私のように、机に向かって公式問題集を解くのは苦手、単語帳を持ち歩きたくない、という方は、このアプリだけでTOEIC対策できます。
スタディサプリENGLISH TOEIC対策をおすすめする3つの理由【TOEIC900に貢献】
買ったけどやらなかったもの
最後に、私自身が購入したものの、きちんと取り組むことができなかった単語帳も紹介しておきます。
金フレ
TOEIC学習者だったら、一度は聞いたことがあるのが「金のフレーズ」でしょう。最新の出題傾向に合った単語帳として有名で、TOEIC単語帳として一番おすすめされるくらいです。
私も購入したのですが、結局やらずじまいでした。
というのも、フレーズで覚えるのが肌に合わなかったんです。
覚えられる気がしなかったので、早々に撤退してしまいました。
キクタンTOEIC990
TOEIC900の壁が破れずに迷走していた頃に購入したのがこの本でした。
この本の特長は、CD音声です。
音楽に合わせて、英単語→日本語訳が流れていくので、単語帳を開かなくても覚えられるのです。
確かに単語レベルは高いのですが、TOEICに出題頻度の低い単語も収録されているようです。
(おまけ)TOEIC900点の後に取り組んでいる単語
TOEICスコアアップが目標でなくなり、どんな単語でも暗記してやろうという気になりました。
単語帳を持ち歩いて暗記するのが面倒なため、その後はmikanとAnkiという英単語アプリを使って単語暗記に取り組んでいます。
【1.5ヶ月で3000語暗記】英単語アプリmikanの効果的な使い方【毎日20分】